文殊さま

エト

2011年11月20日 19:20

今日は予てから行きたかった文殊仙寺のご本尊御開帳に行ってきました!
ご本尊は12年に1度、卯年にしか御開帳はされておらず、秘仏であります。
前回は母親と見に行ったのですが、もうあれから12年も経つのかーと感慨深いです。



文殊仙寺といえば長い階段。
まずはひぃひぃぜぃぜぃいいながら登っていきます。



仁王様がお出迎え。
この仁王様、表はごっついですが、裏(背中)は意外に薄っぺらいです(笑)
なんできちんと彫らなかったんだろう…?



山の紅葉もまだちょっと早いかなー。
やっと今日ぐらいから寒くなってきましたし、来週あたりが見ごろかな?





がつがつ歩いて行くと、山門が見えようやく本堂に到着。
日頃運動不足の身にはかなりの試練でした。。
朝早い時間だったのですが、もうすでに何人もの方が参拝に。
私はダウンコートを着ていたのでよかったのですが、普通にジャケットとかの方はかなり寒そう。。
寺と言ってもお山ですからねー。
気温はかなり低かったと思います。



参道横には羅漢さまたち。
一人ひとりのお顔が面白くって写真に収めたのですが、ズームだったためブレまくり…。
残念。。



本堂・ご本尊の方は写真撮影不可だったため撮っていませんが、拝観料を払うと願いを書く護摩とちょっとしたお土産(?)といただきました。

肝心のご本尊・文殊菩薩様は思ったより小さかったのですが、受け継がれている重みがひしひしとわかるお姿でした。
何だろうな~、拝んだ時なんだか安らかな気分になり、後ろに順番に並んでいる人がたくさんいるのに、時間を忘れて手を合わせてしまいました。。
数々のお寺や神社を巡っていますが、こんなカンジは初めてかな~。

また12年後、お会いしたいと思います、と願って終わりました。


文殊仙寺と後にした私たちは、次は天念寺へ。



この写真は天念寺そのものではなく講堂のほうです。
お寺だけど鳥居が見えますねー。
神仏習合でしょうか。



天念寺といえば、この風景ではないでしょうか。
左には無明橋が見えます。
「峯入り」という、僧たちが六郷満山をめぐりながらする修行があるのですが、そのひとつがここ。
写真では分かりづらいですが、岩山のてっぺんです。
確か橋の幅はそんなに広くないはず。
もちろん落ちたら…おしまいです。。。
うちの母親はここが地元なのですが、小さい頃がこの岩山が遊び場で無明橋も平気で渡っていたそうです。
いやー、むりー!!



こちらは天念寺前の川中不動。
今は立派な(?)石橋となっていますが、私が小さい頃は薄っぺらい金網の橋で、下が見えてかなり怖かった記憶があります。



緑と黄色の絨毯。



銀杏の木は色づいてきていました。



最後に天念寺資料館でお蕎麦をいただきました。
豊後高田といえばお蕎麦も有名です。
特に今時期は秋粉が出ていて、本当においしい!…はずだったのですが、食堂のおばちゃんがとても忙しかったみたいで、蕎麦がゆで過ぎ…。
風味も何も飛んでいました。。。
ここのそばは何回か食べましたけど、美味しかったのにー。
特に秋粉は口に入れた途端、蕎麦の香りが広がって感動したんですよ~、2年前は(笑)
まあでも、人のよいおばちゃんたちだったので、それもまた一興かな。

久々に国東半島をめぐりましたが、本当にのんびりで穏やかでゆっくりと時間が流れていました。
癒されたなぁ。

またちょっと忙しい日々になるのですが、乗り越えられそうです。


あ!
文殊仙寺ですが、11月25日・26日に行われる護摩焚きに合わせて、夜は3万個の竹燈籠で参道を彩るみたいです。
帰りに準備をしていたお坊さんが「頑張って3万個目指すので、またぜひ来てください」って言ってました。
お坊さんも大変ね~(笑)






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